補聴器相談

火曜・金曜 午前


補聴器のメリット

わが国では補聴器が必要な難聴者のうち、実際に補聴器を使用しているのは4分の1ほどといわれています。家族から難聴を指摘されていたり、自分でも聞き取りに不自由を感じていたりしながら、補聴器を敬遠されている方が多くおられます。その理由としては、「見た目が悪い」、「補聴器を使うと聞こえが悪くなる」、「値段が高い」、「以前新聞広告に出ていた集音器(補聴器ではありません)を買ったが合わなかった」など。しかし補聴器には、生活の質の向上、周囲とのコミュニケーション改善、自動車事故などの回避、防犯意識の向上、家族の負担軽減など多くのメリットがあり、きちんと調整された補聴器であれば聴力が悪くなることはほとんどないと考えられています。


まずは耳鼻咽喉科で相談を

補聴器を選ぶときには、補聴器を取り扱う店にいきなり行くのではなく、まず耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。難聴の程度は患者さんによってさまざまです。難聴を正しく評価するには、中耳炎などの耳の病気がないか診察を受け、純音聴力検査や語音明瞭度検査などの詳しい検査を行う必要があります。耳の管理は耳鼻咽喉科医が、補聴器の管理は補聴器取扱店が分担することによって、より安全に補聴器を使うことができます。また、身体障害や労災などに該当する高度・重度の難聴の場合、補聴器購入費用の補助を受けられることがありますが、この場合も耳鼻咽喉科の診断が必要です。


補聴器の価格は?

補聴器には耳あな式、耳掛式などのタイプがありますが、最近はどのタイプもほとんどがデジタル補聴器と呼ばれる補聴器になっています。デジタル補聴器は小さな部品で音をデジタル処理し、複雑な加工や調整が可能です。価格は、片耳4万円~50万円までとかなりの幅があります。高価な補聴器は防湿性やデザインに優れていたり、会話以外の雑音を減らし、指向性に優れていたりと、それなりのメリットがあるのですが、むやみに高いものを買えばそれでよいというわけではありません。難聴の程度や、どんな場面で補聴器を使いたいのか、予算はどの程度かなどによって、自分に合った補聴器を選ぶようにして下さい